豊富なビタミンCがコラーゲンを増やす。薔薇科オランダイチゴ属の多年草の果実で南アメリカが原産。日本へは江戸後期にオランダから伝わり、明治初期にはフランス、アメリカ、イギリスからも導入され品種改良が行われた。現在は、女峰、とよのか、とちおとめ、アイベリーなどがよく知られている。
大きな特徴は、ビタミンCが多いことで、100g中62mgもふくまれている。成人の一日の推奨量は100mgなので、大きい物であれば10個程度で十分となる。ビタミンCはコラーゲンの生成や副腎皮質ホルモンの分泌に関わるので、必要量より多めにとるのが必要とされています。イチゴには、リンゴ酸やクエン酸も多く含まれており、これら有機酸は体内疲労物質の分解を早める。またリューマチに有効なメチルサリチル酸、腸疾患・代謝疾患(生活習慣病も含む)を防ぐ食物繊維のペクチンも多く含まれている。