北インドやマレーシアが原産。インドでは、4000年前から利用されていたと言われている。
果肉は濃厚な香りと甘みがあり、ねっとりとした舌触りが特徴。実が丸くて赤身を帯びたアップルマンゴー（メキシコ産）と、黄色い扁平型のペリカンマンゴー（フィリピン産）がある。ペリカンはアップルマンゴーに比べて酸味が強い。
マンゴーはカロテンを多く含み（生100ｇ中610μｇ）、葉酸も多い。また、パーオキシダーゼ、カタラーゼ、フォスフォターゼ、デヒドロゲナーゼといった酵素がたっぷりと含まれている。最近日本でも認知度が高かまってきた「酵素栄養学」では、体内にある酵素の量がヒトの健康に影響を与え、最終的に寿命を決定すると言われており、体内で消耗する酵素を補うために、酵素を多く含んだ熱帯果実を積極的に摂取することをすすめている。
