秋になじみの深い味覚の一つです。糖質の他、カリウム、ビタミンB1、C等が意外に多く含まれていて、タンパク質や脂肪、糖質も穀物に匹敵するくらい優秀であります。
また腎機能を補うとされており、古来より強精、強壮に効果があるとされています。中国の古典にもそのように紹介されています。
このほか、生のクリを細かく砕いたりすり下ろしたものは鼻血やケガの止血、筋力の強化に効果があるとされています。また魚介類の中毒にも効くとされています。
しかし、生クリは消化が悪いので、食べるときは少量をゆっくり噛んで飲み込むことが大切です。栗葉(りつよう)とよばれるクリの葉は、煎じた液がウルシや毛虫のかぶれの塗り薬として効果をだしていました。