日本には稲より早くマレー半島から渡来。万葉集にも歌われており、山野に自生していた山いもに対して、里で栽培されたので里いもと名前がついた。別名タロイモ。
主成分はデンプンだが、サツマイモと比べると含有量は半分以下で、糖を燃焼するビタミンB1や食物繊維が多いので、太りにくくまたコレステロール低下作用もある。
特徴的なのはヌメリで、これは多糖類ガラクタンと食物繊維マンナン及びタンパク質のムチンが加わったもの。ムチンは肝臓の解毒作用を促進し、ガラクタンは脳の刺激物質の一部となる。食物繊維も多いので便秘や腸内の解毒の効果がある。
これからの時期芋煮会などでだされることの健康に非常に良いことである。