古代エジプトから食べられており、日本には明治に伝わった。
一般的には、黄タマネギ、赤タマネギ、白タマネギ、小タマネギの四種がある。黄タマネギ(ストロオングオニオン)は最も多く食べられている。赤タマネギ(レッドオニオン)は辛みが少なくサラダに利用されている。白タマネギ(マイルドオニオン)はやや辛みがあるが、やはりサラダ用に利用されることが多い。小タマネギ(ペコロス)は黄タマネギの成長を抑えたもので、ピクルスや煮物に使われる事が多い。
タマネギの効果は、高脂肪食のコレステロール上昇を抑え、血液サラサラ効果も大きい。含まれる硫黄物質は切るときに眼にしみる成分で、血糖抑制効果もあり、さらに血液サラサラにもよい。
またビタミンB1の吸収を高めて疲労回復効果にもよい。色素は動脈硬化予防にもなる。まさに生活習慣病予防にうってつけの食材である。