ネバネバ成分が有害物質除去に役立つ 2000年以上前からアフリカの東北部で栽培されていた。18世紀にはアメリカに渡り、明治時代に日本に入ってきたため「アマリカネリ」とよばれている。特徴は独特のヌメリ成分。その正体は、水溶性食物繊維のペクチンと多糖類のムチンです。ペクチンには整腸作用があり、便秘にも下痢にも効果的。
コレステロール、ナトリウム、糖質などの吸収を抑え、糖尿病や高血圧を防ぎ、また有害物質や発がん物質などを吸着し排泄する効果があります。
一方ムチンは、胃粘膜の保護があり胃潰瘍や胃炎の予防にもなります。また肝機能や腎機能を高めることも知られています。二つのネバネバ成分が高い薬効があります。
これからの暑くなる時期にぴったりの食材です。「おくら納豆」や「おくらのとろとろスープ」などが美味しくいただけます。