コラム

【ぎんなん(旬10~11月)】

恐竜時代からある木の実は古くからの強精食 恐竜時代から存在して、生きた化石といわれる 。
イチョウは、虫に食べられることも無く、火災にあって黒焦げになっても、春には再び青々とした新芽をつけます。昔から強精剤とおわれるのも、この生命力の強さからです。
咳をとめ、痰を切る働きもあり、漢方にも利用されています。秋は空気が乾燥して、肺や呼吸器系の症状が増加しますが、この季節にとれるぎんなんには、肺の熱をとって潤し、席や痰をはじめ慢性の気管支炎などをおさえる効果もあります。その他、排尿を押さえ頻尿をおさえる働きもあります。また特有な成分ギンコライドが血栓防止になり、脳の働きも良くすると言われています。茶碗蒸しや焼いて食べても美味しいです。