コラム

【だいこん(旬10月~3月)】

胃腸の消化を助ける効能はまさに”食べる胃腸薬”客を呼べない役者のことを大根役者といいますが、これは大根はいくら食べても当たらないというのでこのように呼ばれます。胃腸を丈夫にして消化を助け、食中毒を防ぐ薬効があるため”当たらない”といわれるのが特徴です。
刺身や焼き魚、天ぷらに大根が添えられるのも、消化を促して胃腸の負担を軽くして腸内環境を整える働きもあります。いわば大根は食べ胃腸薬。ジアスターゼなどの消化酵素が多く含まれ、デンプンの分解を促し、消化不良や胃もたれを防ぎます。
また喉の痛みを改善し、咳を止め痰を出しやすくする働きも古くから言われています。喉が痛いときや咳の出るときは、大根を蜂蜜に漬けた汁を飲む民間療法もります。