コラム

【ピーマン(旬7〜9月)】

気や血のめぐりをよくして胃腸の働きを整える。
南米原産の唐辛子を起源とし、二千年以上前から栽培されていました。
現在のような甘み種はアメリカでの品種改良の結果です。唐辛子は辛み・温性ですが、ピーマンは辛みを抑えられたため、保温効果や解熱や発汗効果は弱くなりましたが、気や血の巡り(漢方的な考え)を良くします。具体的には血行を良くしたり、気の巡りが良くなると気持ちを落ち着かせる効果があります。
また胃の働きも良くなり食欲増進にもつながります。ビタミンCやβ—カロテンに富み、風邪予防や夏バテ解消、動脈やガン予防に効果があります。赤や黄色のパプリカはよりビタミンが豊富です。