コラム

【菊花(旬9~10月)】

肝機能を強化して眼の働きを良くする昔より延命長寿の花として知られている菊は、観賞用だけではなく食用や薬用にも使われています。中国では滋養強壮剤として、普段から菊花茶や菊酒を飲む習慣がありました。
白菊や黄菊などを陰干したものは、鎮痛・解熱剤として使われていました。効果として、炎症を良く抑えて腫れ物をとり、血の巡りを良くするとされていました。
風邪の時のいろいろな症状に使われてきました。特に肝機能の回復に良く、眼精疲労や充血、かすみ目などに良く効きます。パソコンやテレビなどで眼を酷使する現代人には、菊花茶の一服が効果的と思われます。