コラム

【やまいも(旬10~12月)】

胃腸を活性化して滋養強壮するスタミナ剤。やまいもには、山野に自生する自然薯(じねんじょ)のほか、人工的に栽培されるながいも、やまといも、つくねいもなどがあります。
いずれも胃腸の調子を整え、気を補い精をつけ肌を潤し、長く服用すると目や耳によいとされています。また腎機能を高める働きもあります。特に自然薯は薬効が高く、干したものは「山薬」という滋養強壮の漢方薬にもなっています。
ジアスターゼなど複数の消化酵素を含み、体内で若返りホルモンDHAに変わるジオスゲニンという成分や、グロブリンなどのヌメリ成分が滋養を高めます。麦とろなどにしてたべると麦の効果と併せて糖尿病の予防にもなります。