コラム

【きくらげ(旬4〜8月)】

黒は老化防止、白は美肌に効果有り海にいるクラゲの仲間では無く、枯れ木に寄生する菌類。形が人の耳に似ているので、木耳(きくらげ)と言われるようになった。
木耳には白と黒があり、種類も薬効も違います。ともに胃腸を整えますが、黒は腎臓、白は肺も整えます。腎は生命エネルギーを貯蔵し、血液を作る臓器なので、黒きくらげは古くから滋養強壮や老化防止に役立つ「不老長寿」の妙薬とされてきました。
一方肺は大腸と密接に関係するため、白きくらげは肌を潤す効果や便秘や下痢などを改善する整腸効果が高く、中華料理では希少価値のある白きくらげの方が高級食材です。炒め物などで美味しくいただきましょう。