玄米は米のもみ殻をとっただけのもので、白米は玄米から果皮や胚乳、胚芽などのぬかを取り除いた物。
米の栄養はこのぬかに約95%が含まれるため、丸ごと摂取できる玄米は、ビタミンB群やE、食物繊維の宝庫です。
江戸時代に白米を食べるようになってビタミンB1不足の脚気がはやりまいた。現在再びB1不足の脚気が復活しているため予防にも玄米がよいかもしれません。
玄米は胃腸を整える働きがあると言われていますが、一つ注意が必要です。玄米にはフィチン酸という物質があり、これは解毒作用がありますが同時にミネラル排泄もあります。玄米を食べるときは五分から七分つきぐらいで、主菜等でミネラルを多く取ることが大切です。